札幌医大 作業療法学科 教員コラム

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卒後教育講習会3回シリーズ 第2弾開催報告!

作業療法学科 太田です!


H29年12月2日(土)に卒後教育講習会3回シリーズの第2弾が開催されましたので報告いたします。

年末にも関わらず、本学の卒業生のほか、在校生、他大学や養成校の卒業生にお集まりいただきました。


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今回は、「高齢者のリハビリテーション」をテーマとして、前半は札幌渓仁会リハビリテーション病院の院長で医師の横串数敏先生にご講演いただきました。


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横串先生には、「超高齢者に対する回復期リハビリテーション -2025年を担うOTに望むこと-」と題して、現状の医療制度や西円山病院の超高齢者の入院患者のデータから明らかになったことについてご紹介していただきました。


さらに、超高齢者に対する治療介入については、エビデンスレベルとともに紹介され、積極的に離床を促し、ADL拡大のために関わることが必要であること、機器を用いた身体機能訓練、認知機能訓練が有効であること、そして退院後の訪問リハ、外来リハ、地域リハが対象者の心身機能の維持・向上に有効であることを教えていただきました。


最後に、地域で暮らすことを支える専門職として作業療法士は、何をすべきかについて紹介していただきました。

これから迎える超高齢化社会にむけて、われわれ作業療法士が学ぶべき情報を沢山紹介していただき、大変興味深く聞かせていただきました。


また、本講習会の後半では、本学の卒業生である札樽・すがた医院作業療法士 岩永輝明先生には,高齢者のリハビリテーションと題して,臨床の実践についてご講演いただきました。


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本学卒業後に別海町の病院に就職された岩永先生は、そこで高齢者の在宅生活のための多職種との連携構築にご尽力され、その経験について実例を交えてご紹介していただきました。


岩永先生はその後、現在の所属である小樽の札樽・すがた医院へ移られておりますが、こちらに異動されてからは、今まで以上により多くの職種と地域で高齢者を支える連携を展開しており、その勢力的な活動内容を紹介していただきました。


紹介していただいた対象者の生活行為能力が向上した様子を見ると常に対象者の生活を包括的にとらえ、関わること、そして必要に応じてそれぞれの専門職と協力することがいかに重要であるのかを、改めて教えていただきました。



 2人の先生のご講演から、明日の臨床活動に行かせる知識を得ることができ、非常に有意義な講習会でありました。

横串先生、岩永先生、お忙しい中ご講演頂き、どうもありがとうございました。


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# by sapmed_ot | 2017-12-26 15:33 | FD活動について

横山先生 突撃インタビュー

森元です。
久しぶりに記事を書かせていただきます。
今回の教員ブログでは、2017年10月から本学科に着任された横山先生への突撃インタビューを掲載したいと思います。

Q 早速ですが、出身地や出身校などを教えてください

出身は胆振地方の伊達市です。
伊達市は“北の湘南”と呼ばれており、北海道なのに雪が少なく温暖な場所です。
高校は室蘭栄高校です。伊達から“汽車”で通学していました。大学から(当時は大都会だと思っていた)札幌に住んでおり、2010年に本学の作業療法学科を卒業しました。
学部14期です。大学時代は吹奏楽部に所属し、指揮者やクラリネットを担当していました

Q どのような領域で働いていたのですか? 

大学卒業後は、伊達や札幌にある精神科の病院で働いていました。
スーパー救急から地域で生活する方まで、様々な精神疾患を対象とした作業療法を経験しました。

Q これまでの臨床経験を今後の教育・研究活動にどのように生かしていきたいと考えていますか?

臨床では、当事者やそのご家族、多職種の方から多くのことを学びました。
その中でも、大事にしなければいけないことは、治療者が「あの人は〇〇だから…」などと先入観を持たずに、対象者の生活や目標を支援していくことだと考えています。
今後の教育研究活動では、作業療法の強みでもある“当事者が病気や障がいを抱えながらも、自分らしさやストレングスに気づき、目標を達成できること”を大事にして、多くの臨床経験を伝えていきたいと思います。

Q 大事にしている“作業”を教えてください

1歳になる「娘と遊ぶこと」です。
仕事から帰る頃には、娘はすでに夢の中なのですが、そのぶん休日にうーんと大事にしている“作業”を楽しんでいます。
最近、よちよちと歩き始めました。ただの親バカかもしれません(笑)。

Q では最後に、今後の抱負を動物に例えてお願いします

「象」です。
1歩1歩ずっしりと足跡を刻めるように、その時その瞬間を大事にして、着実に前に進んでいきたいと思います。

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2011年11月 Asia Pacific Occupational Therapy Congress にて森元先生と(タイ・チェンマイ)

横山先生、ありがとうございました。

若い力でOT学科を更に盛り立てていきましょう



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# by sapmed_ot | 2017-11-17 10:31 | 未分類

作業療法学科卒後教育講習会 第1弾を開催しました!

こんにちは。中島です。

H29年11月3日(金・祝)に開催されました卒後教育講演会についてご報告いたします。

卒後教育講習会 第1弾は発達障害領域で「障がい児の日常生活への支援」というテーマものと、静岡県立こども病院 作業療法士 鴨下賢一先生、本学の卒業生である川崎市中央療育センター 作業療法士の戸塚(旧姓 坂本)香代子先生、そして本学科教授 仙石泰仁先生にご講演いただきました。

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三連休にもかかわらず、卒業生のみならず発達障害領域の作業療法士、小学校教諭といった多くの参加者にお越しいただきました。

戸塚先生には、「発達障害児へのADL介入」というテーマで、幼児期から青年期までの自閉症スペクトラム児を中心に事例を提示いただきながら、具体的な介入実践について、成功例や失敗例も提示いただきお話いただきました。

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鴨下先生には、「障がい児(発達障害、急性期(気管切開など)、拒食)に対するADL指導(食事指導を中心に)」というテーマで、ADL指導における基本的対応から、食具の紹介
さらに様々な事例をとおして、ビデオを用いながら具体的な実践と症例の経過をご紹介いただきました。

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仙石先生は、「発達障害児へのADL介入とMTDLP」というテーマで、ADLの重要性ならびに作業療法において主体的・能動的に取りくむ気持ちにさせるという要素が必要であり、環境づくりの必要性についてお話されました。
また、作業療法における目標設定と効果判定の新たなツールについてもご紹介いただきました。

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講師の先生方のお話から、子どもの状態を適切に評価し介入するだけなく、子どものモチベーションを引き出しながらADLの自立にかかわることの大切さを改めて実感した1日でした。

参加された先生方には、本講習会の内容を明日からの臨床に少しでも活かしていただけたらと思います。
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# by sapmed_ot | 2017-11-09 09:14 | FD活動について

本学科が「生活行為向上マネジメント推進協力校」になりました!!

坂上です。

本学科が「生活行為向上マネジメント推進協力校」になりました!!

日本作業療法士協会では、「人は作業をすることで元気になれる」をスローガンに生活行為向上マネジメント(MTDLP)の普及と発展に取り組んでいます。

この度、本学科が平成29年度「MTDLP推進協力校」として協会に正式登録されました!

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今後は、MTDLPの卒前教育の充実に向けた検討も行っていく予定です。
臨床実習地をはじめ臨床現場で働く作業療法士の方々にもご協力をお願いすることがあるかと思いますが、この活動へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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# by sapmed_ot | 2017-06-29 10:09 | 作業療法について

アルゼンチンからJICA研修生が来ました!

中島です

作業療法学科では、平成29年度JICA日系研修員としてアルゼンチンの作業療法士 佐藤ソニアさんが5月22日から日本の作業療法について研修を行っています。
期間は平成30年3月までの約10ヶ月間です

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5月30日には、作業療法学科教員・大学院生との交流会&歓迎会を行いました。最初にソニアさんからアルゼンチンの文化やアルゼンチンの作業療法についてレクチャーを行っていただきました。

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その中でお茶文化の紹介があり、その場でマテ茶を振舞っていただきました(ちょっと、苦かったです)。その後、学科の教職員・大学院生で会食を行いました。

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ソニアさんは、日本の文化も良くご存知で、アルゼンチンの文化についても様々な側面からお話くださり、交流を深める良い機会となったようです。
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# by sapmed_ot | 2017-06-01 14:19 | 日々のこと